車椅子体験会を開催しました!
2025/08/20
日吉校区で車椅子体験会を開催しました!
8月19日[火]日吉校区コミュニティセンターで行われた「日吉校区支え合い推進会議」に参加してきました。
この会議は2か月に1度、地域のさまざまな団体(自治協・社協・民生委員・女性の会・人権協・ねんりんクラブ・地域包括支援センター・保健所など)が集まり、地域の防災や暮らしについて意見を交わす場になっています。
今回のテーマは「車椅子体験」
「車椅子を見たことはあっても、実際に使ったことがない」という声から企画が実現しました。ひだまりから職員2名、アルブからは車椅子の提供と職員2名が参加し、心強いサポートをいただきました。
【室内での学び】
まずは室内での説明からスタート。目の前にずらりと並んだ車椅子を前に、参加者の皆さんは興味津々。「これが最新式の車椅子ですよ」と紹介されると、「へぇ〜!」「こんなに種類があるんだ」と驚きの声があがります。
職員が実演しながら、車椅子の開き方や閉じ方、ブレーキのかけ方、押すときの注意点などを説明。みなさん熱心にうなずきながら聞いていました。
説明の後は、2〜3人のグループに分かれて体験。
実際に乗ってみると「おぉ〜思ったより揺れる!」「押されるときってちょっとドキドキするね」と笑顔がこぼれます。押す側も「方向転換が難しいなぁ」「声をかけながら押すと安心してもらえるんだね」と、すぐに気づきを共有していました。
【屋外での学び】
室内体験のあとは、コミュニティセンターの外へ。真夏の日差しの下、アスファルトの道や段差に挑戦しました。「ガタガタして怖い!」「ちょっとした坂道でもまっすぐ押すのが大変だね」普段歩いていると気にも留めない道路の凸凹や傾斜が、車椅子に乗ってみると大きな負担になることを実感しました。押す人も「力加減が難しい」「後ろから声をかけないと不安にさせてしまう」と、体験を通じて多くのことを学んだようです。
【参加者の声】
体験を終えた皆さんからは、
「初めて車椅子に触れることができてよかった」
「最新の車椅子の便利さに驚いた」
「乗ってみることで“押される感覚”を知れた」
「押す側と乗る側の信頼関係が大切だと感じた」
など、たくさんの感想が寄せられました。
笑いあり、驚きありの体験会。終わったあとは「やってよかったね」「次はもっと地域の人にも参加してもらいたいね」と、自然と前向きな声が飛び交っていました。
今回の体験会は、防災を考える上でも、地域で支え合うためにも、とても大切な学びの場になりました。
「知識として知っている」のと「実際に体験する」のとでは大きな違いがあります。今日の経験を、今後の活動や日常生活にしっかり活かしていきたいと思います
それではまた!
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