身体拘束研修
2025/10/28
令和7年10月23日(木)社会福祉法人朋寿会より「身体拘束適正化・虐待防止身体拘束最小化に向けて」の研修会がありました。
全ての人には自分自身の意志で自由に行動し生活する権利があること。
・障碍者の能力や権利を奪うことに繋がる行為
・本人の侵害、身体的・精神的な弊害
・家族にも大きな精神的負担
・職員のモチベーション・支援技術の低下
身体拘束は上記の内容に繋がることもあります。
今回の研修では実際に職場のスタッフが研修時間中暗い部屋の中で拘束される体験を行いました。
体験したスタッフから「怖かった、火事や地震があってもこのまま置いていかれるんじゃないか」と声があり身体的・精神的に苦痛や不安であることが伝わってきました。
本人の尊厳の回復、悪循環の防止、虐待防止のために入院基本料の基準や最少化の基準のルールに基づいて組織的に身体拘束を最少化する体制を常に整えていく必要があること。
緊急やむを得ない場合身体拘束は認められていますが要件を満たしていても慎重に判断しながら常に「誰のため」「なんのため」「本当に他に方法はないのか」など繰り返し自問しながら医療現場で働いていくことが大切だと感じました。
この度は貴重な学びの機会をいただきありがとうございました。
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