12月の研修「感染対策におけるワクチンの位置づけ」
2024/12/19
令和6年12月10日、MSD製薬様にお越しいただき、「感染対策におけるワクチンの位置づけ」についての研修を開催致しました。 B型肝炎は、母子感染と水平感染(針刺しなどの血液、体液など)の感染経路があります。医療従事者の中で、看護師が針刺し事故の割合が高くリスクも高いです。そのため医療関係者のための「ワクチンガイドライン」が定められており、医療従事者は対象となっています。ワクチン接種後の抗体保有率も、8~9割と高く、接種が推奨されます。 また、肺炎球菌感染症は成人だと3割が予後が重症となると言われています。現状、肺炎球菌ワクチン接種率は30%後半と低くなっています。 しかし、肺炎球菌ワクチンを65歳以上の対象者が定期接種で、インフルエンザやコロナワクチンとの同時接種することで、罹患のリスク低下につながるといわれています。 ワクチンの効果と副作用をきちんと理解し、適切なワクチン接種をすることが重要だと改めて学べる研修になったのでないかと思います。
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