認知症施策推進基本計画

認知症施策推進基本計画（案）が示されました。

この計画は令和5年6月に成立し、令和6年1月1日に施行された
｢共生社会の実現を推進するための認知症基本法（認知症基本法）」を基に、国に対して求めていた内容をまとめたものです。

｢新しい認知症観｣
｢新しい認知症観」とは、認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができるという考え方が示されました。

｢重点目標｣
計画期間は概ね「5年間」を1期とした2024年から2029年を対象としています。また期間中の「重点目標」を下記の4つと定めています。

1.    国民一人一人が「新しい認知症観」を理解していること

2.    認知症の人の生活においてその意思等が尊重されていること

3.    認知症の人・家族等が他の人々と支え合いながら地域で安心して暮らすことができること

4.    国民が認知症に関する新たな知見や技術を活用できること

この計画には「認知症の人やその家族等の当事者」の意見を反映させるようになっています。我々も自らの知識を向上させ、認知症の人に対して正しい認識を持って接していくことができるように心がけていきたいと思います。

久留米市では9/28［土］10：00-16：00　久留米シティプラザにて「オレンジ健康フェスタ」が開催されます。認知症に関する様々なテーマでイベントが実施されますので、ぜひご参加ください。