
私達、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は治療を進めるうえで共通の認識を持っています。それは患者さんの「生活・人生の質(QOL)の向上」が最も重要だということです。
この最大の目的のために日常生活動作(ADL)を獲得して頂くように働きかけるのが私達の仕事です。
私達の考える日常生活動作は、行為・動作が、ただ単に出切るか出来ないか、あるいは、その達成度だけでなく、「如何に心地よく出来るか」が重要と考えています。それは患者さんがたとえ、重度の障がいであっても周囲の生活環境に関わり、また働きかけることを可能にします。
それが生活の一部となる日常生活動作であり、本当の生活の場を獲得することに繋がると考えるからです。
理学療法
理学療法は主に体幹や下肢の機能障がいに対して高次脳機能障がいを考慮しながらアプローチします。
安定した寝返り、起き上がり、坐位、立位、歩行などの基本的な動作を獲得し、より複雑な日常生活動作に繋がるように基盤を作ります。

作業療法
作業療法は主に体幹・上肢の機能障がいに対して、さらに加えて、失行(身体機能にそれほど問題がないにもかかわらず合目的な行為・動作ができない)、失認(色々なものを認知できない)、記憶障がい、注意障がい、遂行機能障がい(自分で計画を立てて行動ができない)、社会的行動障がいなどの高次脳機能障がいに対して様々な側面からアプローチします。
そしてより複雑で実用的な日常生活動作はもちろんのこと、創造活動や趣味、遊びなど人間らしく生きていくために欠かせない活動を獲得できるように働きかけます。

言語聴覚療法
言語聴覚療法とは主に高次脳機能障がい、特に失語症(言葉を話す、文字を読む、書いたり理解したりする能力の障がい)や構音障がい(顔面・舌などがマヒしてしまい呂律が回りにくくなる状態)、頭頚部、顔面、口腔、喉の飲み込み機能に対してアプローチします。
日常生活動作のなかで重要なコミュニケーション能力や安全で美味しく楽しい食事の獲得のための治療を行っています。

※ 顔写真の掲載についてはご本人様の同意を得ております。






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